会場の大音響は、補聴器を使っている聴覚障害者には非常につらい状態を作り出し、高齢者や視覚障害者への説明を聞こえなくし、発話障害者の質問を説明員に聞きとれなくしているという事態が判明した。客を呼ぶどころか、遠ざけているといっても過言ではない。音の暴力にならないよう、会場内のデシベル基準を作成することが望まれる。
●第1〜3ホールは時間的考慮でサァッと流す程度で徘徊?しまた。やっぱり危惧していたとおり耳をつんざく大音響の交錯! 知的生産の結晶の展示であるのに、なぜかくも愚劣な感性に訴えねばならないのでしょうか?(高齢者)
●当日は、日頃着用していない補聴器を付けての見学だったため、見学入る前にものすごい磁波が補聴器に襲いかかった。(電磁波と申しましょうか?)何故か、今では「当たり前」となっている各企業の「携帯電話」の宣伝だった。また、そのほかに、各企業にステージがあり大きなBGMとともに製品の宣伝。スピーカーからのハウリングで、もう頭の中がパニックになり、頭痛の連続だった。「これでは、補聴器使った人には来られないイベントだな!」と思った。(聴覚障害)
●会場の音がうるさすぎる。まず、集中できない。また、音のせいで、聞き取りにくい私の言葉がますます理解されにくくなってしまう。(肢体不自由)
●会場がうるさすぎて話もできない(弱視)
●ブースによっては音がうるさく、説明がききづらかった。(肢体不自由)
●特に会場の音が大きすぎるため、障害者の方に口頭で説明しようとしてもなかなか聞きとっていただけず、こちらもついついキツイ言い方になってしまったようです。(ボランティア)
●相対的に説明の音量が大きすぎて、聞き取にくい状態であった。(視覚障害)
●それぞれのブースの中では、プロモーションのための、かなり派手な光や音楽による演出があったが、そこまで必要なのかと思う。かなりうるさく、介助者との会話も聞こえないほどだった。(肢体不自由)