
会場や展示の印象
遊び道具としてではなく、自分の生活に必要な道具としてパソコンやインターネットを捉えている障害者たちにとっては、華やかでお金をかけたステージなどは多少、違和感を覚えたようである。果たしてここが商談の場なのか、とまどうのも無理はない。派手なコンパニオンに女性ユーザーはなじめないものを感じ、高齢者はその企業に知性を感じられなくなって、展示会からますます遠ざかるのかもしれない。企画担当者として、さまざまな年代や立場の方に参加してもらうことは、マーケットを広げるために重要なことであるという認識が必要である。
●華やかで良かったけど、行き過ぎかな、とも思いました。私が現役の時、車関係の仕事をしていましたけど、モーターショウなどの時と良く似ていました。ただ見た目だけを競うショウだなと感じてしまうところもありました。もちろん全てがそうじゃありませんけど。(肢体不自由)
●大型ディスプレイとマイクを持った「おねえさん」達がシナリオに沿ってプレゼンテーションしているブースは、結果的に、遠くから眺めるだけとなってしまった。(肢体不自由)
●コンパニオンのお姉さんはいらない。特に派手で短いスカートは不要。スーツ姿で!
●プレゼンテーションの大画面(スクリーン)での説明では理解できない。人による説明がもっとほしい。(NECは親切だった)(弱視)