会場内の案内表示

会場内に、どこに何があるかは本当にわかりにくかったようで、聞いた健常者もわからないことが多いようであった。小型の液晶モニターで会場カーナビのようなものを貸し出すなどして、ユーザーが目的の場所に早く到達する手段の研究が必要ではないかと思う。それをユニバーサルデザインに設計すれば、さまざまな障害者のニーズに応えられるのではないだろうか?
また、街づくりのサイン計画でもよく取り上げられることだが、車椅子ユーザーや弱視者、高齢者は足元を気にしつつ、歩行することが多いので、路面に大きな案内(サイン)を表示することは有効である。高齢化社会への備えとして検討いただきたい。


●何が何処にあるのか簡単にわかるように表示などしてほしい。目が良く見え自分の意志表示が出来る人には問題はないと思うが少し目が悪く言葉のでない人たちには問題があったと思います。売店やトイレに行くにも案内所で聞かなければわかりませんでした。(肢体不自由)

●会場内の配置が健常者にも分かりにくいので、色分けするなどしてもらえば、誰に尋ねても教えてもらえる。(肢体不自由)

●トイレなどの案内板が車椅子の視線では確認し難い位置にあり、ちょっと戸惑う場面も。通路の分岐点の床に案内があると、概ね解消されるのでは、と思いました。(肢体不自由)

車椅子に配慮した電話機の写真 (1) 会場内の各ブース間への移動も通路が広くとってあり、車イスでも通りやすい。反面、視覚障害者の方は、どこにどんな設備やブース等があるのかを探すのが難しいだろうと思われる。
(2) 電話の位置が車イスの人にも使いやすい高さにあり、使い勝手が非常に良い。
(3) 各種の案内板が大きくて、遠くからでも見える高さにあり、良かった。(肢体不自由)


●総合的にどんなものが何処に展示されているのかよく分からなかった。(肢体不自由)

●通路など広くてまわりやすいはずなのに、疲れてまわる気力がなくなるのはなぜだろう?
●全体的にモニター(展示品)が上のほうにあって首が疲れた。
●ブースの場所をパンフレットで確認して、探しながら行くのが大変!(もし、電動で一人で行けたとしても、それがネックになるだろう)。
●所々に、会場図の拡大コピーでも貼ったらどうか。
●パンフレットに、出展社の場所も書き込んだマップをはさんだらどうか(出展社のブース番号をインデックスで確認し、別ページの会場図でブ—スの位置を探すのは大変)。(肢体不自由)

●案内標識の不備は問題が多い。上だけでなく床に貼り付けられていれば、分かりやすいかもしれない。(肢体不自由)

●デザインよりも機能を
●会場は、空になっていればさぞかし機能的なのだろうが、あれだけのブースが立ち並ぶと、どこが展示でどこが案内板なのか分からず、エレベーターに行くにも苦労した。出来れば、ブースを並べた後で、トイレ・エレベーター・出口位は床面にでも案内を表示して欲しかった。(肢体不自由)

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