
ComJapan1999 アクセシビリティチェックレポート
早瀬 達郎さん(39歳)
私は、昨年に引き続き二回目の参加となります。私ごとですが、今年は色々な展示会を見たりして、いろんな世界を見ました。そして、経験もしました。
よい一年でした。だけど、納得いかないものもありました。この一年の最後にCOMJAPANに行けて本当に良かったと思いました。
相手の方が優秀だったので私がやれることは、余りありませんでしたが、ペアを組むという今年のやり方は、とても良かったと思います。
あと、担当区域が決められたので他のブースを見ることが、できなかったのが残念です。来年は、モニターでは無く個人的に行きたいと思います。
私は今、授産施設で印刷関係の仕事をしています。この話を指導員にしたところ興味を持ったらしく是非、来年は行きたいと言っていました。この方は下肢障害で、このような人が身近にできると心が強くなります。ホームページ開設にも興味が湧いたみたいです。
私が受け持ったブースについて
- 接客・応対
ブースの方は、親切丁寧に対応していただけたように思います。人の話しを良く聞いてくれて、こっちがトンチンカンな質問をしても嫌な顔せず最後まで付き合ってくれ、さすが COMJAPANなんだ、と思いました。
他の展示会の時は、私が質問すると無視される事が多かったのです。同じ展示会でもこんなに違うのかと感じました。 - ハード不備の場合の対応
車椅子の方にも使いやすく、気を配ってあり良かったと思います。
一言でいえば、身体障害者というと、ひとくくりにされそうですが、障害にも色々な障害があり、やってほしいものが色々あります。それに合わせて沢山アイデアをだしながら、人がこうならいいな、楽かも知れない……と考えて創っているのがとても気持良く感じました。
お金を儲けるとか、売ればそれでいいという事は無かったと思います。
段差、トイレ、駐車場等々機械的なバリアフリーは、千葉にあるメッセとくらべて段数上にいっているように思いました。心のバリアフリーも東京の方がいいのだなあと、強く感じました。 - 全体の感想
昨年に比べてだいぶ改善されたように思います。
大音量、ショー等々に気を使い、話をしても大声でするようなことはありませんでした。
大切なのは人とのつながりで、その中から心が生まれ、それも、いろいろな思いがでてきます。そして、心のバリアもその中から出てきます。COMJAPANのようなものもある、というのが私にとって驚きでした。
心のバリアが自然に無理なく溶ければ、ますます人間の生活が、良くなると思います。
行って本当によかったです。この経験を大切にして、私もいいアイデアが出るよう頑張ります。
株式会社 ユーディットの皆さん、他の方々、ありがとうございました。