
ComJapan1999 アクセシビリティチェックレポート
阪本 英樹さん(○○歳代)
「障害者・高齢者に配慮していたブースはどんな作りだったか」
おおむね車椅子で入れました。
機器やパンフレットの陳列が、車椅子利用者の目線より上になっていました。そのため、ほとんどの場所で陳列品が見えませんでした。
「望ましい接客態度としてどんなものがあったか」
特に問題を感じませんでした。
「インターネットを使った障害者の意見集約についてどう思うか」
大変有効な手段だと思いました。
その他
○駐車場
マイカーで会場へやって来る人にとって、もっとも悩むのはやはり駐車場のことです。幸い当日は、ComJapanのお計らいで事前に駐車用専用ステッカーと事務局スタッフのバッジが自宅宛てに送付されてきため、難なく東5ホールの搬入口のすぐ近くに駐車できました。ただ、その近辺には駐車場の空きスペースが目立っていました。(3日午前10時25分の時点)願わくば、その空きスペースをもっと有効利用して、一人でも多くの肢体障害者に使っていただければ、と思いました。
○休憩場(休養場所)
当日の夕方4時頃になると、さすがに体力の限界にきていることを自覚し、休養を取るため、主催者に断わった上で会場の医務室に駆け込みました。最初はその場所が分からず、ComJapanの事務室に尋ねましたら、そこの女性職員の方が医務室まで誘導してくれました。実感として、もし直接誘導していただけなかったら、そこに辿り着くことは殆ど不可能でした。まず、表通りには表示がまったくありませんでした。次に、隠れ部屋のような奥のまた奥に位置していました。
そこでの約1時間の休養でなんとか元気を取り戻し、当日の日程を無事こなせました。
つきましては、今後ぜひ医務室の所在をもっと分かりやすくし、皆さんが利用しやすいようにしていただきたいです。
来年幕張で開催される際には、上記の問題点を考慮していただき、もっとアクセシブルな会場になることを切に願っています。
最後に、自分の父親と同年代でありながら、私の車椅子の世話をして下さり、終始仕事のサポートを親身になってしていただいたパートナーの田中さんに対し、厚く御礼を申し上げます。併せてこのような貴重な体験の場を与えて下さった皆々様にも心から感謝申し上げます。