「Dialog in the Dark 発案者より」

1993年、日本から一通の手紙が届いた。
その後何度も、Shinsuke と日本での開催を計画したが、
いつも断ち切れてしまった。
その度に、新しいことを始めるのは時間がかかると話していた。
それなのに今回突然に、プロポーザルとして開催するという連絡に
正直驚いている。と同時にひょっとして、
日本はようやく何か変わり始めているのではないかとうれしく思っている。

ところで、もともと私たちは、人をいじめたり、区別したりすることに
ある種の快感がある。それは、なぜなのか?
この問いは、わたしの Dialog in the Dark の原点といえるかも知れない。

今後、2000年の3月からは、ドイツ・ハンブルグにて
3年間の長期間に渡るプログラムを予定している。
この第一の目的は、職についていない視覚障害者の雇用を
彼らの特質を活かすことにより、新たな雇用を創出することである。

この日本での始めての試みが、日本人にとって何らかのメッセージになり、
次の Dialog in the Dark につながることをお祈りしています。

Dialog in the Dark 発案者 アンドレアス・ハイネッケ Andreas Heinecke

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