項目 | チェック結果 | JIS 番号 |
特記事項 | チェック目安 |
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操作の一貫性操作に一貫性がある。 |
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JIS 5.1.2 | マウス、キーボードいずれかのみの操作 ・右手のみ、左手のみ |
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誤操作の防止利用者が誤操作をしないように,配慮しなければならない |
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JIS 5.1.3 | スクリーンリーダーが提供されていない | アクセシビリティに配慮した誤操作防止のための仕組みがある |
誤操作の取り消し操作に対する復旧のための配慮をしなければならない |
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JIS 5.1.4 | スクリーンリーダーが提供されていない | アクセシビリティに配慮した誤操作取り消しのための仕組みがある |
操作方法の提供情報を提供する場合は、利用者が複数の手段で取得できるように配慮しなければならない |
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JIS 5.1.5 | スクリーンリーダーを使用しなければならない | テキストまたは音声(または動画)による手順説明がある |
確認機能・装置が使用可能な状態かどうか・装置が使用できなくなることが予見できる場合にはその内容 ・意図した入力がなされているかどうか ・操作の結果 |
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JIS 5.1.6 | レガシーデバイス、またはPlug and Playによる周辺機器を接続した時に利用できるようになった事を知らせる仕組みがある | |
システムの立ち上げ、終了、再スタート利用者自身によって操作できるようにしなければならない |
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JIS 5.1.7 | スクリーンリーダーを使用しなければならない | ユーザーログイン時、終了時に支援ソフトが起動できる |
異常時の操作利用者自身によって強制終了又は再起動できるように配慮しなけらばならない |
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JIS 5.1.8 | スクリーンリーダーを使用しなければならない | エラーが起きた事、起きた時に支援ソフトを使った状態で再起動、強制終了ができる |
一般的な用語・表記の使用専門用語,外来語及び略語を多用せず、分かりやすい表現を用いているか |
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JIS 5.2.1 | 日本国内における聾者は複雑な日本語表現の理解を苦手としている方が多い。 | 理解しづらいと思われる専門用語が多用されていない |
操作情報及びデータの独立性の保証操作情報及び独立性が保証されている事が望ましい |
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JIS 5.3.1 | セーフモード時に設定が変更されてしまう | 勝手に画面や音声の設定が変更されない |
アプリケーション間の独立性の保証・情報アクセシビリティ機能を他のアプリケーションが中断してはならない。又は無効にしてはならない・情報アクセシビリティ機能設定を変更しようとする場合、変更の確認を要求し、利用者の了解後に変更する ・アプリケーション終了時に,元の設定に戻す |
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JIS 5.3.2 | ※ アプリケーションのみ | 勝手に画面や音声の設定が変更されない |
開発・設計仕様変更に関する要件アップグレード又はアップデートにおいて、既に提供されている情報アクセシビリティ機能が損なわれてはならない |
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JIS 5.3.3 | アップデートによって勝手に画面や音声の設定が変更されない | |
光源性てんかんなどの予防光源性てんかんなど誘発させないように、点滅条件を配慮しなければならない |
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JIS 5.5.2 | 配色による配慮はなされていない | ・画面がフラッシュする時に20Hz以上の間隔がある ・赤と青が多用されている状態でのフラッシュを避ける |
情報漏えい漏えいしてはならない情報を扱うときには、情報のセキュリティを確保したアクセシブルな操作方法を提供しなければならない |
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JIS 5.6.1 | 不明 | パスワードの入力を読み上げない、表示させない |
代替手段による情報漏えいの防止代替手段を用いる場合であってもプライバシーに関する情報が第三者に知られないよう配慮しなければならない |
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JIS 5.7.1 | 不明 | パスワードの入力を読み上げない、表示させない |
支援者への配慮支援者への配慮は,支援者が障害のある人と一緒に利用する場合を想定して設計をすることが望ましい |
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JIS 5.10.1 | 特殊な入力装置を使用している場合に出来ない場合が考えられる 問題の再現 EXTRA for Windowsは管理者権限がないと動作しない(点字印刷ソフト)。 Windows Xp(SP2)、Extra for Windows、ESA721(点字プリンタ)の組み合わせで確認。 点字プリンタは高価なので買い替えは難しい |
2つ以上の入力装置や出力装置が同時に使える |
位置及びレイアウト位置及びレイアウトは一貫性をもたせることが望ましい。 |
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JIS 6.1.1 | メニューやツールバーなどのレイアウトが一貫性を持っている | |
フィードバック機能a) キー、ボタン及びスイッチの入力があったとき、画面表示には関係なく音声又は画面表示でそれを知らせる機能を用意しなければならない。b) スナップ・アクションなどのフィードバックによって、操作が受け入れられたことを感覚として体感できるように配慮することが望ましい |
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JIS 6.4.13 | どのキーが押されたのかを知らせる仕組みがある | |
複数デバイスの接続少なくとも二つのキーボードを接続し,両方で操作ができる機能を用意することが望ましい |
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JIS 6.4.15 | 2つ以上のキーボードが同時に使える | |
複数デバイスの接続少なくとも二つのポインティングデバイスを同時に接続し両方で操作ができることが望ましい |
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JIS 6.5.12 | 2つ以上のポインティングデバイスが同時に使える | |
記憶に頼った操作過去に行った操作手順や画面の内容を記憶していることを前提として操作を求めないことが望ましい |
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JIS 6.6.1 | 設定画面などで前の内容を覚えている事を前提にした入力をさせない | |
自動保存成果物は指定に従って自動的に保存され、利用者の操作でその時点に復帰できるようにする |
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JIS 6.9.1 | ※ アプリケーションのみ | 自動的に保存する設定がある(デフォルトになっている事が望ましい) |
UNDO機能a) 簡単な操作で一つ前の操作状態に戻す機能を設けなければならない。b) UNDOを複数回繰り返すことで複数回の操作前の状態に戻すことができるようにしなければならない。 |
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JIS 6.9.2 | いくつかの簡単な方法でUNDOが可能になっている | |
システム情報の表示情報アクセシビリティ機能に関する設定・解除状態を利用者に提示できなければならない |
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JIS 6.10.1 | ユーザー補助機能 | 必要に応じてアクセシビリティ機能の設定・解除方法を表示する |
入出力機器の状態キーボード、マウス、音声入力装置など、すべての入出力機器は、その稼働の状態が利用者自身で判別できるのが望ましい |
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JIS 6.10.2 | 状態を表示しない入力装置がある | すべての入出力装置の状態を示す方法がある |
本体機器の情報本体機器のシステム構成情報を容易に取得できる手段を提供するのが望ましい |
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JIS 6.10.3 | 簡単に取得できない 問題の再現 どこに何があるのかがわかりにくい。 |
システム情報を簡単に、複数の方法で表示させることができる |
機能の設定・解除a) 情報アクセシビリティ機能の設定・解除が個別に又は一括してできるようにしなければならない。b) 情報アクセシビリティ機能は,利用者の使用終了ごとに,個別に又は一括して,自動的に初期状態へ戻す機能を備えていなければならない。 |
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JIS 6.11.1 | ユーザー補助機能 | 一括して、または個別に設定・解除が出来る |
機能のカスタマイズa) 利用者が,オペレーティングシステム及びアプリケーションの設定条件を容易に作成・保存・編集・呼出ができるようにしなければならない。b) 設定条件はシステムやアプリケーションを再スタートしなくても使えるようになっていることが望ましい。 |
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JIS 6.11.2 | すべての設定が保存できるわけではない 問題の再現 ユーザー補助で画面設定を変更した場合、アイコンの位置、タスクバーの表示/非表示が変更されてしまう |
設定条件の作成・保存・編集・呼出ができる |
利用者ごとの設定複数の利用者に利用を許している場合は、利用者に合わせた設定を利用者ごとに複数もつことができ、利用者切り替え時に自動的に変わるようにする。 |
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JIS 6.11.3 | 画面の設定が影響を及ぼす 問題の再現 ユーザー補助で画面設定を変更した場合、他のユーザーアカウントの画面解像度が変わってしまう |
ユーザー毎に設定が他のユーザーに影響を与えない |
セミナーセミナーなど教育の機会が提供される場合は、受講者の特質及び要望に配慮した対応が望ましい |
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JIS 7.2.1 | 健常者のみが対象 | 各種障害別の配慮がセミナーにおいて均等に行われている |
流通経路への情報提供製品の情報アクセシビリティ及び互換性に関する情報は、関係する販売店、情報サービス企業など及び支援者などへ提供することが望ましい |
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JIS 7.3.1 | メールとホームページのみ | アクセシビリティに関する情報が公開されている |
貸し出し利用者が機器の試用ができるように、実機の貸し出しを行うことが望ましい |
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JIS 7.4.1 | MSDNによる | アクセシビリティチェックのため |
試用版のダウンロードソフトウェアの場合、試用版のダウンロードによって利用可能かどうか確認できることが望ましい |
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JIS 7.4.2 | MSDNによる | アクセシビリティチェックのため |
サポート窓口の公開製品のサポート窓口は、利用者の多様性に備えて複数の手段での情報提供ができるように配慮しなければならない。また、障害のある人と十分なコミュニケーションが取れるように配慮しなければならない |
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JIS 7.5.1 | 各種通信手段(電話、FAX、メール)によるサポートが(可能な限り)公平に行われている | |
通知アップグレード、バグなどの情報は、アクセシブルな方法で通知しなければならない |
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JIS 7.6.1 | 不明 | アップグレード、アップデート情報が支援ソフトで確認できる |
対処方法への容易なアクセスアップグレード及びバグ修正は,利用者自身又は支援者が容易に実施できることが望ましい |
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JIS 7.6.2 | 不明 | 自動的にアップデートが可能なようになっている |
追記
JIS 5.4、JIS 5.5.1、JIS 5.11.1、JIS 6.2.4、JIS 6.4.1,2,9,10 は主にハードウェアに関するガイドラインなので除外
JIS 5.5.2 は素材に関するガイドラインなので除外