実行委員会よりひとこと・・・・
今回は、触覚を目ざますために、特別に千葉盲学校の生徒さんが作った粘土で作ったアートを触わることができます。
現代美術アーティスト西村陽平氏は、一度も目でみたことのない子供達とたとえば、「飛ぶこころ」というテーマで、粘土細工の工作の授業をされてきました。まず、飛ぶとは何か、鳥とは何かから会話をはじめます。その時にもっとも大切なことは、子供達に粘土の量を規制しないこと。ときには、何らかの音を鳴らして、聴いた音、聴覚をイメージでもって触覚アートに生まれ変えていきます。それを私たちが触れ、その音を聴きます。なんと素敵なことでしょう。そうして出来上がった作品をこれまで何回か触わらせて頂いていますが、その前にどうしても目でみてしまうので、今回は、一番いい状況で彼らのイメージと対話できそうで楽しみです。