Windows XPはマイクロソフト社が発売しているOSです。現在の主要なOSの1つで多くの人が利用しています。そのため対応するソフトウェアや周辺機器などが多く、それらと組み合わせることによって各自のニーズに合わせたシステムを実現することが出来ます。
まずはWindows XPの全体からアクセシビリティの対応状況を見てみましょう。
Windows XPの基本的な操作の中にもアクセシビリティの向上に役立つ機能があります。JISでは「操作の一貫性」(JIS 5.1.2)や「操作のやり直し」(JIS 5.1.4)が出来ることを求めており、Windowsではこれらの機能に対応しています。
Windowsのアクセシビリティ機能の設定の多くはコントロールパネルの中にある「ユーザー補助のオプション」から利用することが出来ます。
またJISでは製品自体のアクセシビリティを向上させると共に、製品に関するアクセシビリティの情報やサポートを提供することが求められています。
マイクロソフトではWeb上でこれらの情報を公開すると共に、Microsoft オンライン サポートを使って、サポート担当者からオンライン サポートを受けることが出来ます。(JIS 7.5.1に対応)
またアップデートなどの情報などもアクセシブルな方法で通知することが望まれています(JIS 7.6.1)
WindowsXPでは「Windows Update」を利用してオンラインでこれらの情報をオンタイムで利用できるようになっています。