概要

事業内容

企業や行政の製品やサービスを、女性、子ども、外国人、高齢者、障害者などを含む多様な市民・ユーザーに対し、より使いやすくするための、共同研究やコンサルテーションをいたします。
多様なユーザーに使いやすいことをアピールし、より販路を広げるにはどうマーケティングすればいいのか、市場調査やコンサルテーションをいたします。
ユビキタス情報社会における国・自治体・企業の情報インフラを、ユーザーの多様化や高齢化に対応させるためのお手伝いをいたします。
ITに詳しくない方、外国からのお客様、高齢者、障害をもつ人などを含む多様な市民・読者にとって、アクセシブルな（使うことのできる）ホームページの構築や評価をお手伝いいたします。

設立目的

21世紀は高齢社会と高度情報社会が同時に到来する世紀です。しかし、多くのIT機器やWebサイトは、大きなマーケットであるはずの50歳以上の層や、子ども・女性、外国人、障害者など、多様なニーズをもつ人々を、充分に考慮しているとはいえません。携帯電話、情報家電などのIT機器、自販機やATMなどの公共端末、WebサイトやBlog、コミュニティサイトなどのIT産業全体を、誰にでも使いやすくする「情報のユニバーサルデザイン」の研究や、製品開発、支援技術との連動が、日本では急務なのです。

当社は情報のユニバーサルデザイン、支援技術およびジェロントロジー（加齢学）の普及を目的としています。
さまざまな年齢・障害・環境の多くの社員・登録スタッフとともに、企業や行政のWebサイトや製品を、アクセシビリティとユーザビリティの観点からコンサルティングを行います。障害者・高齢者を含むさまざまなユーザーの利用を考慮した技術の共同研究、新製品のコンセプトからの企画提案、多様なユーザーによる評価、販売支援へのコンサルティングを通じて、日本のIT産業、ひいては社会全体にユニバーサルデザインの考え方を普及することを目指しています。ユーザーのニーズ、企業の最新技術、官公庁や自治体の施策をかみあわせるためのコーディネーションや、海外動向の紹介、日本からの情報発信なども活発に行っています。