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2004年CSUNツアーレポート:関根千佳(7)

3月20日アクセシビリティ視察

午後はお買い物に行く。ユーディットツアーの特徴は、免税店ではなく、一般のデパートで買い物をすることである。今年もサウスベイギャラリアで2時間過ごした。わたしはジャケットを3枚とパンツを2本買った。毎年、ここではパワーショッピングをする。目についたものは、色違いで2つ買ったりするのだ。私くらいの年代の女性が着るスーツやジャケットは、日本では絶対手に入らない。シックな色の絹のジャケット、ストレッチの効いたしわにならない一重の上着、、、40台を過ぎて、こういった仕事着はアメリカでまとめ買いをする。小さいものから巨大なサイズまで、60代以上にまでちゃんとしたビジネスウェアが存在するアメリカ。40を過ぎるとまともなビジネススーツが急激になくなる日本。女性のおかれている立場の違いをこれほど明確に示すものもないだろう。ま、私が知らないだけできっと日本でも売ってはいるんだろうな?だけど、きっと私がアメリカで払っている金額の10倍くらいしてしまいそうだ。 
あっ、ここでは、アクセシビリティの視察、というのが名目だったよね。思い出して3階のトイレを視察に行く。すごい。ファミリートイレが2つ、車いすアクセシブルなのが1つ、授乳室が一つ、そして横になれる長椅子もある。どの部屋も充分に広い。ファミリートイレには、トイレットも手洗いも子供用の小さいのがあって可愛かった。

長いすのある待合、トイレも手洗いもユニバーサルな高さ

デパートの後はトレーダージョーズへ向かう。ワインやオーガニックな食材の宝庫だ。 私はこの隣にパーティグッズの専門店を見つけて狂喜する。駆け込んでいって、探す。あった〜〜〜〜〜〜〜!!!!!アメリカを離れてから10数年、毎年、せっせと洗って使い込んでいた、プラスティックのワイングラス!これ、本当は紙コップみたいに、ディスポーザルなのである。でも、日本では絶対手に入らなかったので、大事大事に使ってきた。そろそろプラスティックが劣化してきて、かなり危うくなっていたのだ。それも40個入りでたった5ドルしかしない。嬉しくて小躍りしながらレジに向かう。あ、この四角い藍染みたいな紙の大皿、すごい、8枚で1ドル!持ち寄りパーティに最適だわ。これも買ってしまう。本当にアメリカはパーティグッズが安い。みな、大きなカート一杯に買っている。なんだか、楽しそうだなあ。ここでもアクセシビリティは完全だ。ま、考えてみたら、あの巨大なカートも、子どもを乗せていればWheelChairの一種であるともいえるし、ニーズは限りなく近いよね。

夜はチャイニーズレストランへ行く。室内は2時間待ち、外だと45分待ちというので、外でいいと言って待つ。 呼び出し用のプラスティックのカードが、どうやら呼び出すと光ったり振動したりするらしい。 このあたりだけで使える無線機能付きなのだ。 「遠くへ持っていかないでね。僕はこのあたりでしか働くことが出来ないの」そう但し書きに書いてあるのが、とても微笑ましかった。 こういったささやかなユーモアが、もっと日本にもほしいなあ。(画像152 無線付き呼び出し機器)お料理は安くて美味しい。 オレンジピールの入った海老の料理が秀逸だった。フォーチュンクッキーでまた盛り上がる。 私は、成功はプランどおりに!というセリフで満足だった。 無線付き呼び出し機器


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