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「2000年 テクノロジーと障害者」会議ツアー

3月21日 LA プレコンファレンス

<CSUN プレコンファレンス>

坂川氏とわたしだけ、4時半起きしてSFへ向かう。7時の飛行機へ乗って、9時からのプレコンファレンスに間に合わせるためだ。お弁当として渡されたサンドイッチはあまりおいしくなかった。ううむこれなら空港でハンバーガーにしたほうがよかったな。ともかくLAへ飛び、マリオットのホテルへ向かう。

プレコンファレンスの午前のセッション、Gregg Vanderheidenの情報端末のユニバーサルデザインのセッションは面白かった。電話機や情報キオスクのUD、また、視覚障害者が使いやすいMetroBankのATMを出展していた。

メトロバンクのアクセシブルATM

実際に参加している視覚障害者に使ってもらう。生まれて初めてATMを使うという視覚障害者がどのような反応をするか非常に興味があったが、音声とボタンのフィードバックでかなりスムーズに利用できるのだ。みんなから拍手が沸き起こった。Greggは、これまでに何度もフィールドテストを繰り返してきたようで、落ち着き払った態度だった。まあ、これがユニバーサルデザインか、と聞かれれば私としては何ともいえないが、もっと洗練されたデザインに落とし込んでこれれば、良いものになっていくと思う。

Webアクセスのコース風景午後は、お決まりのコースで、Mike PacielloのアクセシブルなWebデザインコースに参加した。しかし、時差ぼけに加え睡眠不足がたたり、眠い!!!なんだか話の半分くらしか頭には残っていなかった。すみません。やっぱり英語でのセッション、英語でのディスカッションはつらい。一生懸命ついていこうとがんばると、頭がいたくなってくる。
夜は少しドレスアップしてオープニングディナーへ行く。参加をちゃんと予約しておかなかったので、最初は参加に手間取った。日本人の方も何人かいらっしゃって、ツアーメンバーは分かれて座った。わたしたちは北大の先生やオーストラリアの参加者と一緒に座った。明日のキーノートスピーチのTom Whittakerがすぐそばに座ったのでどきどきした。背が高くてかっこよかった。フルコースはそれなりにおいしかった。


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