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2009年CSUNツアーレポート:榊原直樹(1)

CSUNへ

  例年、この「テクノロジーと障害者ツアー」の前後には、オプションでアメリカ国内の関連するイベントや施設を訪問していたが、今年はなし。純粋に会議だけの参加だけである。各地を訪問する楽しみは減ったが、本体のツアー参加者と共に過ごす往復の時間も楽しい。特に、往路の間に参加者同士が仲良くなるのだし、一緒に移動できることに安心感がある。
 
 ツアーの募集を始めた頃は、ちょうど不況の影響が深刻になってきた時期で、果たして参加者が集まるだろうかという心配もあったが、嬉しいことに定員を上回る応募があった。それでも例年に比べれば企業からの参加人数が極端に減っている。その代わりに学校の先生と大学生がたくさん参加してくれた。

 これまで利用したことはなかったが、今年は初めてシンガポール航空を利用。機内でシンガポールスリングなんかを呑んでいるうちに、個人的には今年で9回目のロサンゼルスに到着したのであった。

 シンガポール航空の難点は到着時刻が日系航空より少し遅いこと。14時過ぎに到着するので、昼食の時間も遅くなる。毎年ツアーの最初には市内観光が準備されているのだが、今年はそれも無くして、食事とスーパーでの買い出しの後すぐにホテルへ。急いで会議の登録を済ませるのは、今年からキーノートスピーチが本会議初日の早朝から前日の夜に開催されるように変更になったからである。
キーノートスピーチ
 前日に変更になった影響だろうか、キーノートの参加者が少し減ったように見える。多くの参加者は本会議が始まる明日から来るからなのだろう。今年のキーノート・スピーカーはAnthony Coelho。カリフォルニア選出の前下院議員。ADAの制定に尽力した人だ。来年でADAは制定20年になる。

  到着した日から、参加者間で情報交換を行う鶴本部屋を開く。JTBのツアコンの鶴本さんの部屋に飲み物とおつまみを持ち寄って、CSUNの情報交換を行うのだ。初日なので12時にはお開きにする。


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