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6月18日 Bコース:ボストンへ移動、Aコース:成田へ

ここでAコースのみなさんと別れてバスでボストンへ。なんだか、二日酔いっぽく、頭が痛い。いしだはすっかり死んでいる。ごめんね。Howard Johnsonというチャールズ川岸のホテルにチェックインするが、まだ朝10時という時間がまずかった。わたしの部屋はお掃除ができていなかたったし、まだ部屋に人がいる!という状態の人もいたようだ。階段に隠れたリフトなんか、信じられない気持ちでホテルに荷物を置き、数人でBostonの美術館へ行く。ここは、わたしの大好きな場所だ。ミュージアムショップはすごく素敵で、何時間いても飽きないだろう。レストランはおいしかったが、高くてびっくり。

午後、歩き回るのに疲れてくる。天井の高い、薄暗い空間にひっそりと並ぶ椅子を見つけ、そこでしばらく夢をみさせてもらう。この美術館の特徴の一つに、素敵な椅子のコレクションがある。そして、そのほとんどは、そこで座るために置かれているのだ!しばしの夢の後、大雨の合間を縫ってホテルへ戻る。

イチヤさんと夕方、MITメディアラボの客員教授である、中村伊知哉さんにシーフードレストランに連れて行っていただく。Pier4という、Bostonでは知らない人のないような、超有名レストランだ。もちろん、わたしは初めてなので、クラムチャウダーとロブスターという、典型的なおのぼりさんメニューにする。だってBoston初日なんだもの。

中村伊知哉さんとは、ネットでは長くお名前を伺っていたのだが、実はお目にかかるのは今回が初めてだった。郵政省ではインターネット通で有名な方だった。彼があっさりキャリアの道を捨てて、メディアラボに移ったと聞いたとき、「やっぱり」と思ったネットワーカーは多かったと思う。あこがれの人だったので、今回、Bostonへ行くにあたって、メディアラボへ行きたいけど、、、とおそるおそる手紙を出して、今回の訪問が実現したのだった。感謝感激、雨あられ、である。ご本人は明日から出張とのことなので、前日の夜にお目にかかることになったのである。メディアラボに関する基礎知識、ネグロポンテの人となり、そして、米国の考える、デジタルデバイドについて、、、話題はどれも面白かった。いちやさん、忙しいのに、本当にありがとうございました。そして、ご馳走様でした!