2008年シリコンバレーとCSUNツアーレポート：関根千佳（５）
３月１０日（その２）増井さんちのパーティと突然の古川さん訪問
午後はお二人に教えていただいた、ワイナリーへ向かう。丘の上の眺めのいい場所で、今日は休み！というのを、無理にお願いして開けていただいた。ラッキー。
夕方、各自準備したお土産を持って、増井さんの家へ向かう。みんなでわいわい言いながら、おつまみとお酒の準備をして宴会になった。Chumbyなどの新
しいUIや、映像に対するコンテキストアウェアな検索システムなど、相変わらず機関銃のように新しいものを見せてくれる。頭がときどきついていけなくなっ
て、爆発しそうになる。ときどき休まなきゃ。
ダイニングに貼ってある「火曜日は休肝日」という標語に笑ってしまう。一ヶ月ほど前に増井さんの書いたAmazonのKindleも、無造作においてあ
る。電子ペーパーで修士をとった今井さんが、詳細に説明してくれて、みんなで感動する。（ちなみに彼女は4月から日本のAppleに就職するのだ。卒業旅
行に本社へいくなんて、かっこいいよねえ）
宴もたけなわの頃、増井さんが提案する。「ねえねえ、関根さん、今日さあ、元MSの古川さんがここから歩いていけるところに泊まっているんだけど、みんな で押しかけない？？」らら、古川さん、なんてなつかしいんだろう。引退記念のパーティではBill Gatesと３人で写真も撮ったよね。行こうよ！と、のりのりで出かけた。確かに15分もしないで、そのモーテルへ着いた。古川さんは、増井さんプラス 10名の、突然の来訪に目をしろくろ。。というほどでもない。たぶん、こういうのに慣れているんだろう！IPAのプロジェクトで、若手の企業家をアメリカ のベンチャーファンドに紹介しているのだという。米国と日本を行き来していた古川さんらしい、仕事だな。で、ITの歴史にかかわる資料や、鉄道オタクっぽ い映像など、いろいろ拝見させていただいた。
最後は「関根さん、ホテルまで送っていくよ。ぼく、12人乗りのバンを借りているんだ」 聞けば、タクシーで大人数が移動するには結構高くつくからと、古川さん自身で大型バンを借り、全員をのっけて運転手をしているのだという！なんという偉い 人だろう。運転席に古川さん、助手席に増井さん、とIT業界のプリンス？二人に送られて、一行10名は、夢見ごこちでホテルに戻ったのであっ た・・・。（このパート、写真を撮るのを完全に忘れていた。残念だ）
