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3月8日 キングストン ショップモビリティの現場を見る

今日は昨日の露雨とはうって変わって、よい天気である。1日チケットを買って、キングストンへ出かける。このチケットは、1日、かなりの区間をカバーしつつ、たったの4.5ポンドなので、とてもお得である。小銭を準備するのが大変なバスに飛び乗ったときに、そのありがたさを実感した。プリペイドカードの導入がもたらす心理的な解放感について、もっとユーザー側の意見があってもいいのに、と思ったりする。

ショップモビリティの入口. いろんな種類の車椅子がある

テニスで有名なウィンブルドンの街へ着く。なかなかきれいで住みやすそうだ。そこからまたバスで30分近くかかって、やっとキングストンへ着いた。ここへは、ショップモビリティを見学に来たのである。さて、街の中はほんとうにフラットで、ベビーカーがたくさんいる。高齢者の姿も多い。3世代同居の街は活気があるというのの見本のようだ。Bentallsのモールではなく、Sainsbury'sでのモールの中にショップモビリティがあるとインフォメーションで聞き、そちらへ向かった。駐車場のそばにある、たくさんのスクーターに車椅子。アクセシブルなオフィスと車庫、小さいながら、長年の実績に裏付けられた自信が見える。女性2人が対応してくれた。10年前には10人でスタートしたこのショップモビリティも、今では2,000人を超えるメンバーがいるそうだ。これはマーケティングプログラムの一環として商店街がファンドし、個人が寄付して成り立っているという。モールの中でも、実際に使われているのをいくつか見た。手押しの車椅子だったり、白くてきれいなスクーターだったりした。

デパートの中でエレベータに乗ろうとしている高齢のお客様

午後はBanksから出るライトトレインに乗る。すごいことに、すべてのプラットホームにエレベーターがついており、結果として誰の手も借りないで移動が可能になっていた。大きな駅ではエレベーター、エスカレーター、階段がどれでも選べるようになっている。大小の手すり、エレベーターの色、どれもきれいなデザインで、なかなか素敵である。(サンプル写真集参照)

ロンドン塔とタワーブリッジを見てホテルに戻る。人間工学会でお世話になった神奈川大の堀野先生と待ち合わせて夕食。彼はISOの会合とのことだった。