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Webコンテンツとユニバーサルデザイン

パソコンなどのIT機器のユニバーサルデザインと同様に、その機械で使える情報コンテンツそのものも、できるだけ最初から、さまざまな人が受け取りやすいように作る必要がある。このコンテンツのUDという観点では、今WebのUDが、ホットな話題である。

これまでどんなに旧郵政省がアクセシブルなWebを、と旗を振っても動かなかった官庁のホームページが、11月6日のIT戦略会議で新省庁から変えるように、と指摘された途端に、1月6日からしっかり配慮されて作られたのである。これは、近年にないヒットだ。視覚障害者が音声ブラウザーで聞いても違和感がない。

WebのUDはアメリカ、ポルトガルなどが公的機関での配慮を義務付けるなど、世界の常識になりつつあるが、日本も、官公庁から率先垂範してくれた。今後はこの動きが地方自治体に広がることを期待するものである。アクセシブルなWebの作り方については、弊社のガイドラインを参照していただきたい。 
「見る人に優しいホームページを作りましょう」

- 2001年2月8日 日経BP ユニバーサルデザインコラム-

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